革砥(かわと)を作った

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

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レザークラフトでは刃物の切れ味がとても重要です。

材料の裁断では0.1mmのズレが完成の度合いを左右します。
それだけでなく、革漉きを行う場合にはきちんと研がれていないと刃さえ入っていかないからです。

刃物の研ぎにはちゃんと順番があって、木工などのヤスリと同じように粗い順にかけていくのが正しいとされています。
その番手はもちろん人によって異なるのですが、

荒研ぎ(#200~400等) → 中研ぎ(#1000~2000等) → 仕上げ研ぎ(#3000~8000)

などが代表的な順番のようです。

砥石で研ぐのが最も良いとは思うのですが、革を裁断していると恐ろしい勢いで刃がナマっていきます。
その都度砥石で研ぎ直すのはあまりにも非効率で、ちょっとできないですね。

先人たちの知恵はすごくて、そういう都度研ぎできるような道具がきちんとあります。

革砥(かわと)と呼ばれる道具です。

これは木の板に革の床面を貼り付け、その上に青研などの研磨剤を塗ることによって、
切れ味が落ちたときに研ぎ直す簡易的な研磨機として使えるという道具です。

使う材料は木材に床革、それを固定するための接着剤(テープ)に研磨剤です。

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

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両面テープで床革を貼り付け。

木材はタガヤサンを使用しました。

刃物を前後させるので、ある程度の重さがある方が向いていること・また研ぎに使うため、反りが禁物であるということを念頭に起き、比重が大きく(タガヤサン:0.80~1.00)反りも起きづらいタガヤサンに決定しました。

床革はいつも使用している、牛ヌメタンローの床革を使用。厚さは約1.0~1.3mm前後。
肩付近(ショルダー)部分を使用しているので、繊維もほどほどに密のはずです。

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そして研磨剤のピカールを塗って完成。

いろいろ調べてみたのですが、インターネットによればピカールの番手は換算すると#4000~8000程度はあるみたい。
青砥が約#2000~4000なので、ピカールの方が細かい?んでしょうか。

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