LCCと青春18きっぷで北海道へ。その厳しい道のり

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

先日、多少の無理をいって北海道へ行ってきました。

LCC(格安航空会社,ロー・コスト・キャリア)と青春18きっぷを併用し、行きは成田空港(千葉)→新千歳空港(北海道)の航空ルート、帰りは青森駅(青森)→自宅(東京)という鉄道ルートで。

旅程は1泊2日。1日目にLCCを使い、2日目は鈍行での移動に潰すという、まさしく18きっぷ旅そのものです。
字面だと実にテンションが上がります。
しかし、現実は想像よりもはるかに厳しいのでした…。

 

 出だしに立ちはだかるLCC(ロー・コスト・キャリア)の壁

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

なにが厳しかったのか。それは僕自身が旅行やその他諸々を舐めすぎていたことが挙げられると思います。
それを踏まえた上で、まず成田空港から新千歳空港へ向かうルート。

ここで、寝坊を防ぐために始発で出発する手はずとなるのですが、深夜に調べているうちに、「LCCの受付である第3ターミナルと鉄道到着駅の第2ターミナルとの間に若干の距離があること」「保安検査場で手間取った場合、フライトに間に合わない可能性があること」等が浮上します。このときの時刻は深夜2時。そのとき、もう既にほぼ全ての移動ルートは途絶えていました。

結論から言えば、僕たちは無事に保安検査場を突破し、LCCへ乗ることができました。

 

 脆弱な下調べ、ネットに翻弄される僕ら

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

ネット上には「LCCは最低でも2時間前には空港に到着」「最低でも1時間以上前」等の情報が溢れており、僕たちもその情報に踊らされてしまいました。ですが、ジェットスター・ジャパンの係員の方によれば、今回のようなオフ・シーズンであれば「目安として、第3ターミナルに45分前に到着して頂ければ」とのことで、つまり都内からであれば始発でも余裕な時間になります。

ではオフシーズンでない場合はどうすればいいのかというと、最寄りの高速バス発着駅までタクシーで行き、そこから成田空港への直行便へ乗るほかありません。
参考までに、足立区から深夜に出発した僕らは東京駅までタクシーで6,000円、高速バスが2,000円でした。タクシーは割り勘しますので、各人の負担は合計5,000円ということになります。
(※空港へ宿泊できるようですが、第3ターミナルのソファーはそこそこに汚かったです。覚悟できる方向け)

あと、ネット上に重量制限の話がありましたが、いまいちどこで重量検査を行っているのかわかりませんでした。一眼レフとレンズ数本で計6kg弱程度で注意等もされなかったのでどちらにせよ大丈夫ではありますが、不安な方は家で量ってから行かれるといいと思います。一応第3ターミナルにも重量計が置いてあります。
手荷物の大きさ制限についても不安でしたが、僕はNIXONのLandlock II(33リットル)で大丈夫でした。わりとパンパンでもオーケーだったので、やはりバックパックの検査は甘めと思います。

 

 急行はまなすの罠、青春18きっぷの限界

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

これは特にハプニングというわけでもなくただ単に下調べしていなかっただけなのですが、急行はまなす(寝台急行列車)はB寝台で乗る際には18きっぷの特例が効きません。なので、実際にかかる費用は札幌→青森間の乗車券が8,200円、急行券・B寝台券は7,780円で計15,980円になります。

一応断っておくと、このB寝台、最高に最高な体験でした。もう一度乗りたいくらい。

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

PENTAX K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

その次が最大の難関、青森からの脱出ルートで、これもまた下調べが足りなかったのですが…。
結論から言えば、18きっぷだけを使って青森を脱出するのは不可能ということです。

青の森鉄道のよくある質問のページにも記載されていますが、無料で通過できるのは青森~八戸間の20駅のみであって、八戸~盛岡間の23駅はきっちり所定の料金(約3,040円)がかかります。
ただ、完全に18きっぷだけを使って行ける方が稀有ではありますから、僕はここは新幹線を使って通過しました。八戸→盛岡間で約4,000円、所要時間は29分で、青の森鉄道と比べて1時間と20分ほど短縮できます。
料金も青の森鉄道とそれほど変わらないので、駅弁でも買って腹ごしらえしながら乗るといいと思います。

その後は乗換案内の通り、盛岡→一ノ関→小牛田→仙台→福島→黒磯→宇都宮→大宮→東京というルートで南下し、なんとか自宅へ。

 

 書いてみるとそんなに大変そうではない

PENTAX K-50 + Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135

PENTAX K-50 + Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135

書いてみるとそんなに受難の多い旅ではなかったように感じられます。しかし先人様たちが残したサイト等に書いてある通り、青春18きっぷによる旅は基本貧乏旅なことが多いです。そして、その旅で一つや二つのエラーがあれば、それだけで致命的な状況に追い込まれることだってあります。

もしこれが冬で、起きたエラーが例えば乗り換えの接続を大幅に逃すもの等だったとしたら、持ちあわせがなければ東北の寒空の下で野宿をすることになっていたかもしれません。そのような状況下にあっては、多少のミスが命取りに繋がりかねません。
これからの冬の青春18きっぷを使って旅をされる方は、充分に下調べをした方がいいと思います。

あと、旅自体はなんだかんだいって楽しかったです。忘れられない、いい思い出になったと思います。

COSINA 50mm 1:2というレンズ

K-50 + COSINA 50mm 1:2

K-50 + COSINA 50mm 1:2

このレンズ、あるときにふとしたことで衝動買いしたものなのですが、まったくネットに情報が転がっていません。

同じ光学設計?のCOSINON 50mm 1:2というレンズはe-bay等で少しは出品されているようなのですけれども、
その後継(らしい)このCOSINA 50mm 1:2に至ってはほとんどと言っていいほど情報がなく、
ブログ等で写真を投稿されている方は皆無という状況。「COSINA 50mm F2」とかワードを変えても変わらず。

K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

一部では銘にMCが追加され、マルチコートが施されているものもあるみたいです。この個体はシングルコート。
鏡筒はプラスチックでマウント(PK)は金属、ネジ径はØ49。最短撮影距離は0.5mで絞り羽根は6枚。
もちろん円形絞りなんか採用されているわけもなく、F4-8では綺麗な六角形ボケを披露してくれます。

K- 50 + COSINA 50mm 1:2

K- 50 + COSINA 50mm 1:2

レビュー風に言うなら、ボケ自体は二線の傾向が強く、絞った状態では六角形のボケの主張が激しいために煩くなりがち、とかになるんでしょうか。
ただ、開放~F2.8くらいまでのボケの綺麗さはわりと好きです。もちろん二線傾向ではあるし銘レンズとは決して呼べませんけれども。
ちなみに色味はわりとアッサリ目で、シングルコートなので太陽光には非常に弱いです。F8まで絞ると色味も解像もいい感じな気はするんですが…。

K-50 + COSINA 50mm 1:2

K-50 + COSINA 50mm 1:2

このレンズは絞りレバーがあるためにK-50等ではMモード+グリーンボタンでしか絞って撮影をすることができません。
しかしながら、マウント部の黒いカバーを外すだけで絞りレバーを除去することが可能なので、
精密ドライバーなどでちょちょいと取り除いてしまえば後は実絞りレンズとしてAモードでも使用できます。

K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

K-50 + SIGMA 17-70mm 1:2.8-4.5 DC MACRO

また、この頃のレンズにはありがちですが、状況によってはいわゆるぐるぐるボケというやつが微妙にでます。

K-50 + COSINA 50mm 1:2

K-50 + COSINA 50mm 1:2

開放F2だと相当ソフトな描写で、F2.8ではやや崩れた円形ボケとキリッとした、さらにF4からF8までは六角形ボケが楽しめる上に、状況によってはぐるぐるボケも楽しめるという、なかなか楽しいレンズになってます。

K-50 + COSINA 50mm 1:2 (現像時フィルター使用)

K-50 + COSINA 50mm 1:2 (現像時フィルター使用)

このレンズの良さは、50mmでF2という使いやすい画角と明るさながら、プラスチック鏡筒のおかげで軽く、また全体的に小さめなところです。
上に挙げたように絞り値で全く違った表情を見せる、実にオールドらしいレンズで(表現が変ですが)、使っていて純粋に写真を撮る楽しさがあります。
素直にオールドレンズは奥が深いな、と思わせてくれるいいレンズです。

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PENTAX K-50を買いました

PENTAX K-x + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

PENTAX K-x + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

PENTAX K-50を購入しました。カラーはオーダーでブラック×ホワイト(001)

K-xとの比較としては、

  • 電子ダイヤルが1つから2つに
  • 電子水準器と自動水平補正機能が追加
  • ファインダーの性能がアップ (視野率96%, 倍率0.85倍→視野率100%, 倍率0.92倍)、ペンタミラーからペンタプリズムへ
  • フォーカシングスクリーンの交換が可能に
  • スーパーインポーズが追加
  • 液晶パネルの質が向上 (2.7インチ, 23万ドット → 3.0インチ, 92.1万ドット)
  • 動画の質が向上 (MotionJPEG, 24fps, HD → H.264 AVC, 30fps-60fps*, FullHD)
  • 露出補正が最大±3EVから最大±5EVに
  • AFセンサーはSAFOX VIIIからSAFOX IXi+へ、TTL分割測光は16分割測光から77分割測光へ
  • AF補助光が内蔵ポップアップから専用LEDでの測光へ
  • ISO感度は最大12800(拡張)から51200へ
  • インターバル撮影が可能に
  • モードダイヤルにTAvやB(バルブ)、U1, U2(ユーザモード) が追加
  • 各種Fnボタンが追加され操作性が向上
  • レリーズケーブル挿入口が追加
  • バッテリーは単三電池と専用バッテリーD-LI109の2つが使用可
  • 防塵防滴仕様へ
  • 本体重量は580gから675gへ増加

等々、スペック上だけでもとても機能が拡充されていることがわかります。特に電子ダイヤルが2つになったこと、液晶の質が向上したこと、ファインダーの性能がアップしたこと等は撮影に著しく影響する部分だと思うのでとても嬉しかったですし、実際に使ってみてその性能の高さに驚きました。

 

PENTAX K-50 + smc PENTAX-DA 1:2.8 40mm Limited

PENTAX K-50 + smc PENTAX-DA 1:2.8 40mm Limited

SAFOX IXi+は正直に言ってK-xのSAFOX VIIIなんかとは比べ物にならないほど素晴らしいです。内蔵モーターも強化されているのか、今まで以上にギュンギュン合焦します。さすがにAF.Cは他社レベルとはいかないのでAF.Sで撮影していますが、普通に使っていれば全く困らないレベルです。ペンタプリズムのファインダーの恩恵もあって、MFでのピント合わせも今まで以上にしやすくなっているので、本当に嬉しい限りです。

液晶周りも進化しており、発色がよく明るい (これはK-xと比較してもとてもとても明るい。最低輝度で使ってます) 液晶モニタで、かつ、92.1万ドットなのでわりと高精細なプレビューを行うことができます。
一部ではこの液晶モニタの発色が良すぎる…等々の意見を見かけますが、自宅のIPSパネルのPCモニタと比べても特にそのような印象は受けませんでした。

ライブビューはK-xのおまけ程度のライブビューから大幅に進歩を遂げており、応答速度はもちろんのこと、AFもコントラストAFで常用できるレベルにまで進化しています。K-xのように電池がすぐになくなってしまうこともなく、安心・安定して使用することができます。

 

PENTAX K-x + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

PENTAX K-x + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

筐体の全体的な使用感は、サイズや重量が増えたことによってコンパクト機の印象は全くなくなったものの、fnボタンが追加されていることや防塵防滴であること等を考えると妥当であると言えます。
グリップはK-xよりも深く、よく手に馴染む形で、握っていて安心感があります。モードダイヤルもプリントではなく彫りになっていて細部まで手が込んでいると感じますし、その操作はやや堅めであるため、K-xのように勝手にモードが切り替わってしまうこともありません。

後継機であるK-S2が単三電池駆動を見送ったことから、中期的に見たラインナップの中ではこのK-50が単三電池駆動のラストモデルになります。
K-xから買い替えを検討されている方も、サブ機として検討されている方も。自信を持ってオススメできるよい機種だと思います。

 

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